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執筆者の写真西川 浩樹

空き家を放置すると、税金がこんなにも重くなる!


空き家増税

空き家を所有している方、空き家を相続する予定のある方、必見です!空き家を放置すると、税金が重くなることをご存知ですか?

空き家には、固定資産税と都市計画税が課税されます。固定資産税は、土地や建物の所有者に課される税金で、都市計画税は、都市計画事業の実施に必要な財源を調達するために課される税金です。

空き家が住宅用地である場合、固定資産税は、住宅用地の軽減措置特例が適用されます。この特例により、住宅用地の固定資産税は、更地の固定資産税の約60%に軽減されます。

しかし、管理が行き届いていない危険な空き家については、この特例が適用されません。そのため、固定資産税は、更地の固定資産税と同等の額になる可能性があります。

さらに、2023年3月には、「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。この法律案が成立した場合、誰も住んでいない空き家の固定資産税は、現在の3〜6倍に引き上げられる可能性があります。

また、京都市では、2026年度より「空き家税」が導入されることになっています。空き家税は、利用されていない空き家や別荘などに課税されるもので、その額は、年間10万円程度になるとされています。

このように、空き家を放置すると、税金が重くなる可能性があります。空き家を所有している方は、早めに対策を検討することが大切です。


私は、空き家問題の解決に貢献したいという思いで、空き家マイスターになりました。空き家は、放置されると、倒壊や不法侵入などの危険につながるだけでなく、景観や地域の安全にも悪影響を及ぼします。

空き家を所有している方には、空き家を放置するリスクを理解していただき、適切な対策をとっていただきたいと考えています。そのため、空き家と税金に関する情報をわかりやすく発信することを心がけています。

また、空き家を活用する方法についても、積極的に情報提供を行っています。空き家を活用することで、空き家問題の解決につながると考えています。


空き家の活用法

空き家を活用する方法は、大きく分けて「貸す」「売る」「リノベーションする」の3つがあります。

「貸す」場合は、賃貸物件として貸し出す方法と、シェアハウスや民泊として貸し出す方法があります。

「売る」場合は、そのまま売却する方法と、リノベーションしてから売却する方法があります。

「リノベーションする」場合は、そのまま住むためのリノベーションと、賃貸物件や店舗などの用途に転用するためのリノベーションがあります。

空き家の状況や、所有者の希望に合わせて、最適な活用方法を検討することが大切です。


空き家を活用する際には、以下の点に注意が必要です。

  • 空き家の状態を調査して、安全に利用できるか確認する。

  • 建築基準法や都市計画法などの法令を遵守する。

  • 近隣住民の理解を得る。

空き家マイスターとして、これらの点についても、情報発信を行っています。




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